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昭和の巨人神<大峰山脈 行者還岳&金剛山 ババ谷>

JUGEMテーマ:登山

 

大型連休も終盤、令和元年5月4日(土)は金剛山、5月5日(日)は大峰山脈 行者還岳に行ってきました。

<5月4日 金剛山>

夜勤明けの山のまこを職場まで迎車後、金剛山へ。まつまさ、豊田駐車場は満車で通行規制。金剛登山口付近も満車のようなので、車道を上がりました。五條林道の前に辛うじてスペースが空いていたので駐車します。

 

ババ谷

午前11時51分駐車場を出発。ルートは登りがババ谷で山頂12時51分で気温18℃。下山は文殊尾根経由ババ谷で下山終了13時40分でした。コンデジを忘れたのでスマホで撮影して行きます。ババ谷は名称では谷ルートですが、ほとんどの区間が樹林帯歩きがメインですね。

 

ババ谷は分岐が幾通りかありますが、一応メインルートを進みます。

 

ババ谷は久しぶりですが、記憶にある道を辿って行きます。親切にも下山してくる方が道を教えて下さいました。

 

ババ谷 樹林帯の急坂を登ります。

 

文殊尾根と合流。道は間違ってなかったみたいです。

 

自然林が新緑に染まりはじめたお気に入りゾーン

 

転法輪寺にお参り 風情ある鯉のぼりが飾ってあります。翌日5月5日は「子ども祭り」。本日は快晴なり。

 

前日「さくら祭」のあった国見城址広場。金剛ざくらは見頃を迎えています。広場は13時のライブカメラ待ちで登山者が殺到中で早々に退散です。

 

二輪は開かず、もう一輪はまだ蕾。「ニリンソウ」

 

下山は文殊尾根。ババ谷の急坂を避けて文殊尾根の途中から派生ルートを辿りババ谷に復帰します。

 

ババ谷に合流

 

気温も上がってきました。お疲れ様でした。

 

 

<5月5日 大峰山脈 行者還岳>

大峰山脈 行者還岳に私たちはまだ登ったことがありません。一度どんな山なのか確かめたくて山行を計画しました。実は昨年行こうとして国道309号の冬季通行止に阻まれ、先月4月は結局別の山域へ向かったのでようやく今回機会が巡ってきました。

午前3時07分自宅を車で出発。道の駅吉野路大淀iセンターで朝食を摂取後登山口に向かいます。

 

山岳名 行者還岳
山域 大峰山脈 
標高 1546m
頂上所在地

奈良県吉野郡天川村

奈良県吉野郡上北山村

国道309号90番ポスト付近に駐車スペース(5〜6台)

トイレは登山口付近にはなし。行者還小屋に非水洗トイレ有。

 

<行程>

(6:01)90番ポスト→(6:33)タイタン広場→(6:53)標高1458ピーク→(7:28)天川辻→(7:31)行者還小屋→(7:59)行者還岳(8:06)→(8:34)行者還小屋(8:41)→(8:50)天川辻→(9:23) 標高1458ピーク→(9:36)タイタン広場→(10:01)90番ポスト

 

合計行動時間:4時間00分 総歩行距離:8.26km

 

 

すでに先行者がいるようで車が一台停まっています。国道309号90番ポストから標高1458ピークを経て行者還岳を目指します。まずは鉄製階段を登ります。半袖、アームカバーの夏ウエアで行きます。

 

尾根道に出ました。バリエーションルートですが、赤テープの目印も点在しており踏み跡が割とはっきりしています。

 

丸太階段も整備されています。

 

倒木、蔓に気をつけて進みます。

 

杉の巨木 山行記録でよく登場する巨木のところまで来ました。

 

◆昭和の巨人神

巨木からしばらく登ると、林道と交差するスペースに倒木で潰れた廃車が放置されています。昭和の高度成長期に東洋工業(現マツダ)から発売された「E-2500」という型番の2t積みトラックで推定年式は1960年台後半。当時世界最高レベルの動力性能、燃費を誇ったというディーゼルエンジンを搭載。きっとたくさんの荷物を積んで林道を走りまわっていたことでしょう。なぜかこの地に取り残されて、今は「タイタン」の名でこのルートの象徴となっています。ギリシアの巨人神の名を冠する「タイタン」は「E-2500」の後継モデルで力持ちの働き者。でも今はもう動かない「タイタン」。二度と山を下りることはなく、神々の山・大峯の自然と共にこの地に留まることでしょう。

 

林道が残っている区間は登山道としても利用されています。奥駈へ向かいます。

 

林道を離れて大峯奥駈道へ一気に登ります。笹が目に留まるようになると、奥駈はもうすぐです。

 

標高1458ピークで大峯奥駈道に合流。先行されていた奈良の単独男性が休憩中です。男性は行者還岳まで行かれるそうです。私たちは先に行かせていただきます。

 

大普賢岳(標高1780m) さすがに近く見えます。

 

八経ヶ岳(1915m)・弥山(標高1895m) 

大型連休中で、八経ヶ岳を目指す百名山ハンターで賑わっていることでしょう。大峯奥駈道はあの稜線、聖宝八丁ってあの辺だと、山のまこと話ながら眺めていました。今までよく歩いている区間を別の場所から眺めてみると感慨深いものです。

 

弥山小屋をズーム

 

大峯奥駈道

目指す行者還岳が見えています。行者還小屋までの区間は大峯らしい小刻みな起伏がありますけど、展望が開けて自然が感じられる稜線。歩いていて楽しいです。期待していたシロヤシオの花はおろか若葉もまだついていないおかげで、ゴールデンウイークにも関わらず空いている山を満喫できています。

 

小ピークのトラバース

標高1486mピークを巻いて石灰岩のカレンフェルトを通過して行きます。

 

倒木とバイケイソウ畑

これも大峯らしい風景です。険阻な修行の場だけが大峯ではない。自然の中を歩き、五感でそれを感じながら歩くのもまた大峯。日常生活に疲弊した心を癒して日常生活への活力が湧いてくる。心待ちにしていた大峯の時間です。

 

稜線上からの眺め。手前のピークは和佐又山

 

大台ヶ原方面 こちらも百名山ハンター狙いの山

 

ニッコウネコノメソウ? 足元に花が咲いていました。

 

大きなザックを背負った単独男性とすれ違います。大峯奥駈道の縦走者でしょうか?本日の天気を尋ねられますが、なぜ天気が分からないのか理解できませんでした。行者還小屋で宿泊されていた場合、携帯電話の電波が入りにくく、天気予報の情報が得られない可能性があることが分かってようやく納得しました。奥駈縦走が体力的に厳しいのは理解の範囲ですが、携帯が圏外という「試練」もまた奥駈なのですね!

 

天川辻

行者還小屋まであと0.2kmの地点までやってきました。小坪谷2.2kmの表記。地形図によると西側は国道309号標高814m地点に下ることのできる道のようです。私のようなトラバース未熟者は他人に迷惑をかけるので行ってはいけないルートです。東側にも薄っすらと踏み跡があります。天ヶ瀬川の方に下ることができるのでしょうか??「辻」というのは十字路のことですが、石標がないと道があるのを見逃がしてしまいそうな地点です。

 

天川辻の石仏 通行人安全の文字があります。

 

行者還小屋と行者還岳

行者還小屋に到着。2003年完成のログハウス風・避難小屋でロフト付2階があります。内部は綺麗に片付けられています。水道の水は出ません。トイレも2箇所設置されています。ココから先の小屋〜行者還岳は距離は短いがやや険しい区間で今回の核心部。小屋側から見た行者還岳は南面に崖が聳えており行者が引き返したエピソードのある険阻な山容です。

 

行者還

小屋から行者還岳は東側に設けられた登山道を行きます。金剛蔵王の石碑が祀られた場所が現在の靡だそうです。

 

どこを登るのか?トラバースを経てガレ場を登ると先に木製梯子が設置されています。初めて来ると、どこを歩くのか?躊躇します。

 

傾斜が急なので梯子がないと私は登ることができなくて、引き返さないといけない所でした。積雪やアイスバーンの状況でなくて良かった。古いガイドブックにはこのあたりの難所も「サツマコロビ」とあります。

 

谷筋の急斜面を登ると頂上への分岐。行者還岳の頂上は大峯奥駈道の稜線上から外れた東の小尾根の先にあって一般的な道です。先行者はザックを途中でデポしてピークを往復されています。

 

行者還岳

大峯第五十八靡。シャクナゲや樹林で遮られて頂上から展望はよろしくありません。

 

樹林の隙間から山上ヶ岳方面?が見えました。

 

行者還岳から行者還小屋の方へ戻ります。奥駈を北上して七曜岳まで行くことも脳裏をよぎりますが、片道1時間は掛かるのがしんどそうで引き返すことにしました。頂上への分岐のところで奈良の単独男性が登ってこられました。「もう登って来られたんですか?」と尋ねられたので、『頂上には誰もいませんでしたよ』と答えます。私は何を訳の分からんことを言っているのでしょう!

 

落石注意区間は下に人がいないのを確認してから進みます。

 

足場の悪いトラバース

カップルの方が前方より来られたので待っていました。道を譲っていただいたので先に行かせていただきます。狭いトラバース区間でのすれ違いは緊張しました。さぁ、行者還小屋まで戻って休憩です。

 

小屋の傍に「東 行者還の宿  北 昭和七年五月」と刻まれた石碑があります。洋菓子を摂取して休憩です。

 

休憩後、下山開始。小屋近くの絶景ビューポイント

 

大峯奥駈道 下り一辺倒ではなく、登り返しもあります。

 

金剛山遠景?

 

標高1458ピーク

分岐を90番ポストの方へ下ります。尾根道で単独男性、3人グループの方々が登ってこられました。皆さん関西近郊の方のようでした。

 

「タイタン広場」

再び「巨人神」と遭うことはあるのでしょうか?私はまた遭いたいと思います。

 

国道309号まで下ってきました。新緑がまぶしく輝いて見えました。天川村との間を通り抜けする車やバイクが通過して行きます。国道169号の方に戻りますが、途中気になる場所に立ち寄ります。

 

ナメゴ谷

国道309号(行者還林道)の64番あたり。北側から南方向で観られる風景。天に龍が昇るようだと形容されます。桜や紅葉の時期ほど混んでいませんが、それでも撮影者の方がおられました。

 

下山後は杉の湯に立ち寄りました。準備中とありますが、11時から営業していたので日帰り入浴を利用します。モンベルカード掲示で割引適用。「こどもの日」で子ども割引があったようですね、。やはりゴールデンウイーク期間で登山帰り、家族連れの方が多く洗い場は混雑していました。子どもは長湯しないので、湯にはゆっくり浸かることができたのが良かったです。帰路渋滞に巻き込まれることもなく帰ってきました。

 

山のまこは小屋に掲示してある大峯のイラスト地図が気に入ったようです。帰宅後写真で撮った地図をプリントしてみました。地図を参考にしながら今年も大峯を巡ってみたいと思いました。

 

 

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    コメント

    温泉マンもっちー様

    コメントいただきありがとうございます。行者還小屋のイラスト地図は大峯の沢とか、この辺クマが多いとかマニュアックな情報が楽しい地図です。数年前ゴールデンウイークの八経ヶ岳に行って関西以外の登山者が多いのにビックリしました。国道169号経由なのは単純に国道309号経由よりも早いからです。山上ヶ岳は戸開式が済んでいたのではないでしょうか?天川の温泉にも久しぶりにいってみたいです。今日大峯に行きましたが、イイ天気でしたね。

    • 山のまこまさ
    • 2019/05/10 20:10

     いい地図ですね。これは、行者還岳の小屋に掲示してあるのですか?欲しいですね。この小屋、写真で見ると、とてもきれいで、泊ってみてもいいくらいに感じましたが、快適そうですね。
     空いているのかなあと思いきや、登山者と出会うのは、さすが、大型連休だからでしょうか?道路は、やはり、川上村経由で向かっておられるのですね。
     私も、一昨日、山上が岳に行きましたよ。

    • 温泉マンもっちー
    • 2019/05/10 16:54
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