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北の結界<大峰山脈 大天井岳>

JUGEMテーマ:登山

 

大峰山脈・山上ヶ岳は女人禁制の山として知られ、山上ヶ岳に至る主要な登山道(阿弥陀ノ森、清浄大橋、レンゲ辻、五番関)には女人結界門があります。今回は山上ヶ岳の北に位置する結界門である五番関を経て大天井岳に行ってきた模様を公開したいと思います。

 

(大峯奥駈道 五番関 女人結界門)

<10月26日 大天井ヶ岳>

曇時々晴の天気予報を信じて大峯に行こうとは思っていました。久々に洞川から稲村ヶ岳に登頂してまだみつけていない鉄剣を探しに行く気でしたけど、それよりも大峯奥駈道の未踏区間を歩きたかったので、同じ洞川起点の大天井岳に行ってみることにします。

 

大橋茶屋

自宅を午前3時35分に出発。道の駅大淀iセンターで朝食を摂取してから奈良県吉野郡天川村洞川に向かいます。洞川の大橋茶屋の駐車場には本日の一番乗りでした!今回のルートは大橋茶屋の有料駐車場を起点に五番関を経て大天井ヶ岳までの往復です。舗装路の林道の区間が長いですけど、未踏の大峯奥駈道もあるので、どのような山行になるのか楽しみです。茶屋はまだ営業時間前で閉まっています。駐車場の傍には水洗トイレや洗い場も整備されているので下山後に靴を洗うことができますね。

 

清浄大橋

大天井岳に行く前に、橋を渡って女人結界門の前まで行ってみます。

 

女人結界門

この先の山上ヶ岳へと続く道は女人禁制で山のまこは立入できないので折り返します。

 

<今回の行程>

(6:38)清浄大橋駐車場→(6:43)毛又橋→(7:17)五番関トンネル→(7:31)五番関→(8:20)大天井ヶ岳(8:28)→(9:02)五番関→(9:17)五番関トンネル(9:28)→(9:53)毛又橋→(10:00)清浄大橋駐車場

 

合計行動時間:3時間22分  総歩行距離:10.36km

 

午前6時38分駐車場を出発。長袖ジップシャツに軍手の装備で行きます。ザックにはレインウエア、毛糸手袋が入っています。県道21号(大峯山公園線)を洞川温泉方面に進みます。舗装路上には落葉が目立ち、降雨により路面も濡れています。

 

分岐から山上川に架かる毛又(げまた)橋を渡り、林道を五番関トンネル方面になだらかに上がって行きます。

 

私たちは県道(山上川の左岸)を歩きましたけど、清浄大橋に通じている洞川自然研究路?(山上川の右岸側)もあったようです。河原でバーベキュー禁止の案内が異常に目立ちます。マナー違反多発の為でしょうか?沢の轟音が谷に響き渡ります。

 

近畿自然歩道の看板 五番関方面へ進みます。車両通行できる道幅はあります。

 

降雨で増水しており、側溝からの溢水で路面が沢のようになっている箇所がありました。

 

道路陥没箇所のあるので通行注意ですね。

 

ココまで林道を東向きに進んできましたが、この橋を渡ると進行方向が西向きに大きく変わります。

 

あまり綺麗ではありませんが、少しだけ紅葉もみられます。

 

清浄大橋駐車場から歩いて約53分で五番関トンネル前の広場に到達。東屋があります。ベンチのイスは朽ちて傷んでいるので座るのは遠慮しておきます。車で外国人の登山者が来られていました。よくこのような所をご存じです。付近には駐車場はないけど、駐車スペースはあります。

 

五番関トンネル

この先は川上村にも通じているようです。このトンネル上部を世界遺産・大峯奥駈道が通じているということになりますね。

 

この先は登山道となり、トンネル横にある登山口から五番関に向かいます。

 

足元には岩がゴロゴロしているので捻挫に気をつけて歩きます。

 

巨岩の傍も通過。意外と急坂です。湿気が多く蒸し暑く感じます。

 

ロープ場もあります。蔓が濡れていて滑るので油断できません。

 

登山口から約14分で大峯奥駈道 五番関に到達。山上ヶ岳方面には女人結界門があります。五番関とは大天井岳と山上ヶ岳との尾根上の最低鞍部で洞川から見ると切れているように見えるらしく「深切れ」と呼ばれたそうです。付近の岩盤に碁盤の目のような模様があることからゴバン(碁盤)石となり、訛って「五番関」になった説があります。

 

石標には五番関から山上ヶ岳までの距離は4.5km、吉野までの距離13.8kmとあります。吉野方面への道は大天井岳経由のルートと、在来道(山と高原地図の破線ルート)との二手に分かれています。私たちは大天井岳の方へ進みます。五番関から大天井岳のコースタイムは約60分ほどです。

 

霧に包まれたある意味で奥駈らしい風景です。

 

普段から湿気が多いのか苔が美しく映えます。

 

展望のない樹林帯を進みます。他には誰も歩いていなくて実に静かです。所々尾根の細い区間や進路が分かりにくい箇所があるので気を引き締めて行きます。雨は降っていないようでも、木の雫が落ちてきて濡れるのでザックカバーで防水して行きます。

 

大峯の紅葉を確認する目的で来ましたけど、落葉が多くて足元に積もっており、それが雨で濡れているものだからやたらと滑ります。足元に気をとられて頭上を見上げる気持ちの余裕はあまりありません。ただ紅葉は期待通りでなくても、マイナスイオン効果はあるのが快適です。

 

距離感が掴みづらいですけど、大天井岳はもうすぐのようです。

 

8時20分 大天井ヶ岳(標高1439m)に登頂。頂上から樹林に遮られて展望はありません。頂上は肌寒く感じます。

 

記念撮影している間に小雨が降ってきました。この先の大天井岳茶屋跡方面には向かわずに予定通り大天井ヶ岳で折り返すことにします。小雨ですけど、樹林帯の道を行くのでレインウエアは着なくてもそれほど濡れなくて凌げそうです。軍手は濡れていますけど、毛糸手袋を用意してきているので問題ありません。濡れによる低体温症は特に気をつけないといけませんからね。さぁ、往路を五番関の方に戻りましょう。

 

小雨が降ったり止んだりで、霧が晴れる気配がなかなかありません。

 

五番関まで一気に戻ってきました。復路は早く感じました。

 

五番関には役行者を祀る祠がありました。

 

五番関から林道に出るまでは足場が悪いので、とにかく気が抜けません。

 

林道に着地。ひとまず歩きにくい箇所は終了。まだ駐車場まで距離がありますけど、東屋で洋菓子を摂取して休憩です。

 

休憩後駐車場へ戻ります。一時的に日も射すこともありましたが、直ぐにまた曇ってきました。

 

雨が上がると山のまこの天敵も元気に活動!おぉ、これはなかなか大物ですよ!

 

毛又谷沿いを下っている時に、登山者6〜7名程とすれ違いました。不人気ルートだと思っていたけど、意外と歩く人はいるようです。

 

毛又橋を渡り県道から駐車場に戻ります。山上川は増水中!

 

駐車場に戻ってきました。手前に見えている燈籠は平成を改元して令和となった2019年5月建立だそうです。

 

下山後に茶屋が開いていたので駐車料金(1000円)を支払います。

 

駐車場からは車で移動。母公堂はかつての女人結界。役行者が母の為に建てた庵。お堂の前の駐車場はすでに満車でした。蟷螂の窟付近は車道が狭くて対向車とのすれ違いに気を遣います。

 

村営洞川温泉センター

清浄大橋から車で移動して10時30分頃洞川温泉センターに到着。駐車場に一台も車が停まっていないので、おかしいと思って温泉センターの営業時間を調べたらなんと11時からです。。時間が早すぎて待つのが惜しいので、坪内地区の天の川温泉センターに転進することにします。

 

天河大辯財天社

天の川温泉センターも営業時間11時からです。時間が少し早かったので、天河神社に参詣です。大峯の弥山に祀られているのがこの神社の奥社ですね。

 

鈴尾 鈴は動かさずに綱だけを回すようにすると綺麗な鈴音が鳴ります。コツを掴むのに時間がかかります。

 

天の川温泉

建物内部に吉野杉などの木材、浴槽に高野槇が用いられて落ち着く雰囲気です。泉質は炭酸水素塩泉、PH値8.56、泉温は16.1℃で蒔ボイラーを使用して40〜41℃ぐらいに加温されています。オリジナルグッズの販売もあって、パワースポット・天河神社を訪れる人も立ち寄りやすいお洒落な感じがします。登山の疲れが癒えますね。

 

LAST GEAR(ラストギア) TENKAWA

入湯後、温泉隣にあるセレクトショップに立ち寄ります。ラストギアとは素材、デザイン、機能を備えた「最後のモノ」ということで、流行に左右されることなく末永く使えるモノを提供するコンセプトだそうです。以前八経ヶ岳に行った時に店員の方から「登頂証明書」をいただいたことがあったので、店員のお姐さんにそのことを伝えたら去年のことのようです。もう今日は山に登ってきたと言ってもあまり疲れてないように見えたようです。八経ヶ岳に登るのと比較したら確かに疲労具合はましでしたね。

5.11tacticalというアメリカのブランドを取り扱っており、最近は大阪あべのHoopにも店舗展開しているらしいですね。5.11というのはクライミングのグレードからきているらしいです。警察、消防、救急関係者が私服でも使用するというなウエア、ザック、シューズ等が揃っており、トータルコーディネートができるようです。私は以前なら絶対好きになるブランドで買いたくなる衝動が起こりますが、今は登山ウエアの方が興味があります。登山というよりもタウンユース寄りのセレクトでしかも高価。今回は購入はせず失礼しますけど、このブランドは今後も憶えておきます。

 

天の川温泉を出発して帰路の途中で道の駅吉野路黒滝に立ち寄りました。空腹なので何を見ても美味しそうで危険です!やきとり、五平餅、鮎の塩焼き、イノシシ肉餃子などもありましたが、結局一番人気の「きのこ汁」を注文。道の駅は昼食の時間帯でドライブで訪れた人によって賑わっています。

 

葱の有無を選択可。山のまこは葱なしでいただきます。松茸は探したけど、わずか一切れだけでした。きのこ類、豚肉、大根、ニンジンなど他の具材は充実で満足できました。

 

今回は天気がほとんど曇でしたけど、今秋も奥駈を歩くことができて充実した気持ちになりました。

 

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    コメント

    温泉マンもっちー様

    コメントいただきありがとうございます。山上ヶ岳に向かう奥駈からも大天井ヶ岳が見えるので以前から気になる山でした。五番関から結界の先がどのような道なのか興味があります。大天井ヶ岳は展望は期待できないけど、奥駈らしい雰囲気が良かったです。
    稲村ヶ岳は山頂にベランダみたいな展望台があり、大普賢岳がよく見えます。観音峯展望台を見下す感じになります。登山道も道幅が狭い区間があり、コースタイムもそれなりに長いです。
    観音峯は展望のない樹林帯ですけど、手前にある観音峯展望台は稲村ヶ岳、大日山がよく見えて休憩適地だと思います。うっすら積雪がみられる時に観音峯展望台に行った時は寒かったですね。黒滝の湯は天然温泉ではないみたいですけど、機会があれば立ち寄ってみます。

    • 山のまこまさ
    • 2019/11/04 20:57

     大天井岳は、女人禁制ゾーンを通らないで行けるのがいいですね。稲村が岳も人気なのでしょうね。展望で比べるとしたら、稲村が岳、大天井岳、観音峰の3つのうち、どれが一番展望がいいでしょうか?もうこの辺りは、真冬が近い温度で寒いのでしょうね。
     黒滝村の道の駅は、トイレくらいでしか寄ったことがありませんが、美味しそうですね。

    • 温泉マンもっちー
    • 2019/11/03 20:54
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