2017.07.30 Sunday
暑さ指数上昇<京都 愛宕山&金剛山 千早本道>
JUGEMテーマ:登山
熱中症を予防することを目的とした指数として「暑さ指数(WBGT)」というものがあるそうです。「環境省 熱中症予防サイト」に詳細が掲載されています。
◆運動に関する指針
気温 (参考) |
暑さ指数 (WBGT) |
熱中症予防運動指針 | |
35℃以上 | 31℃以上 | 運動は原則禁止 | WBGT31℃以上では、特別の場合以外は運動を中止する。特に子どもの場合は中止すべき |
31〜35℃ | 28〜31℃ | 厳重警戒(激しい運動は中止) |
WBGT28℃以上では、熱中症の危険が高いので激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。 運動する場合には頻繁に休息をとり、水分・塩分の補給を行う。 体力の低い人、暑さに慣れていない人は運動中止。 |
28〜31℃ | 25〜28℃ | 警戒(積極的に休息) |
WBGT25℃以上では、熱中症の危険性が増すので、積極的に休息をとり適宜、水分・塩分を補給する。 激しい運動では、30分おきくらいに休息をとる。 |
24〜28℃ | 21〜25℃ | 注意(積極的に水分補給) |
WBGT21℃以上では、熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。 熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。 |
24℃未満 | 21℃未満 | ほぼ安全(適宜水分補給) | WBGT21℃未満では、通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分・塩分の補給は必要である。市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。 |
(公財)日本体育協会 「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2013)より
◆熱中症発生患者発生率
2020年夏に東京五輪開催予定ですが、過去の五輪開催都市と比較しても東京が最も暑く、東京23区は暑さ指数(WBGT)が28℃(厳重警戒)を超えてくると熱中症患者が著しく増加する傾向があります。五輪開催の時間帯が暑さで運動に適さないので、出場選手、観客、運営スタッフにも大きな負担となることが考えられます。競技を涼しい早朝に開催する等対策は採られるでしょうが、「熱中症予防」が大会では課題となりそうです。
7月29日(土)は金剛山と京都 愛宕山、7月30日は金剛山に行って来ました。暑かった連日登山の様子を公開したいと思います。
【愛宕山 表参道】